静岡県の数学の入試問題を5年分ほど見てきました。
図形は円周角を絡ませませて、相似に持ち込むパターンが好きですね。大問6の円を含んだ図形の問題で、どういう思考をしなければいけないのか、とりあえず整理しておいてくださいね。実際問題、沼津東高校クラスでも、大問6(2)は一切解かなくても大丈夫でしょうが、(1)の証明問題は部分的にも解いておいて欲しいわけで、そのときに証明問題に円周角をどう処理しているのか、過去問で研究しておくわけですね。
過去問は、このように思考プロセスの確認のために使います。
関数は、二次関数の変域に関する問題を入れて(原点に注意)、最後は面積の処理に持ち込ませるパターンと。比が入っているわけですが、等積変形が出来ればいいわけですよね。となれば、等積変形の問題を大量に(5題から10題)解いておけばいいわけですよね。
立体図形の問題は、体積と三平方の定理の強化というところになります。関数の面積と合わせて、求積の計算力強化ということになりますね。
これに加えて、知識・解法の整理です。関数・図形の問題対策として、円をやっておきます。1週間もあれば十分でしょうか。これらについては、何度も解きなおしておけばいいかと思います。
試験当日、例年通りの出題があれば、だいたいこういう流れで答えを出していけばいいんだよねというのが分かっている分、時間も節約できるのかなぁと思います。