http://www.trygroup.co.jp/exam/high_shizuoka/subject/#math
英語問題全体として、問題の分量は多くありません。
その中でもリスニングの割合が3割を占めるため、単語、文法を単独で問われる大問は設定されておらず、
長文や対話文の中で問われる事になります。
英語が苦手な方は何からどう手をつけていいか分からなくなるかもしれませんが、
長文問題を実践的にこなす過程で、知らない単語、文法を意識していく事が一番の近道です。
長文を読むにも最低限の単語力、文法力が必要ですから、
自信のない方は中1,2年の教科書を振り返り、文法・単語を中心に、すぐに覚える努力を始めて下さい。
会話文・長文読解は、静岡県公立高校入試問題・英語での最大のポイントになります。
会話文読解、長文読解合わせて昨年度は28点、英語の約6割の点数を占めます。
静岡県高校入試・英語は、ここ数年は【2】【3】が会話文、【5】が長文読解という構成です。
大問全5題のうち、3問を占めているため会話文と長文読解が山場と言えます。
会話文では、その会話の流れを読み取れればさほど難易度は高くありません。
会話文のなかで出てくるイディオムを聞かれる事も多いです。
本文からの抜き出し問題も昨年度はありましたが、正確に意味合いを捉えれば解答できる問題でした。
長文読解は、問題文に対する英問英答問題、内容について日本語で答える問題、内容の相違を記号で答える問題、語形変化(単語の形を直す)問題、穴埋めなどバランスよく出題されています。
対策としては、読解問題については教科書レベルの英文の量、語彙、文法をスピーディに正確に読み取るトレーニングを行ってください。
読解力育成としては、「速読→熟読→音読」の繰り返しが早道です。さらにより多くの問題に当たり「問題慣れ」しておくとよいでしょう。
リスニングで15分の時間がとられるのは、全員が同条件で、特に難しい出題ではないので冷静に試験に臨んでください。
全国的な出題傾向と言えますが、静岡県でも
「自分の意志・思考を相手に正しく伝わるようにする(コミュニカティブアプローチ:Communicative Approach)」
という発信型の英語表現力を試す問題が多く出題されています。
よって、日ごろから題材・話題(Topic)をテーマ設定して、「自分の考えや気持ちを含めて」短い英文を書くトレーニングしておくこと、また書く時間を絞りタイムプレッシャーのなかで書く免疫をつけておけば、余裕をもって英作文問題に挑めるはずです。
主に会話文やスピーチを聴くトレーニングのなかで、5W1Hで問われる内容に対して返答する練習をしておきましょう。
Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(なぜ)、How(どのように)
How many~(どれくらい)、How much~(いくら)、How old~(いくつ)、How long~(どの程度)
去年の会話文では、What、When、スピーチでも、How many、Whatで返答する問題が頻出しました。
日ごろからTV・ラジオなどを通じて英語を聴く機会を出来るだけ増やし、「英語を聴く耳」を鍛えておきましょう。コツがつかめれば満点も夢ではありません!
0 件のコメント:
コメントを投稿