2013年2月1日金曜日

長野県H24 数学 3(2)

点Pは1周するのに、6秒かかる。点Qは1周するのに4秒かかる。

「すれ違う」というのはどういうことかというと、点Pにとっての出発点からの道のりと、点Qにとっての出発点までの残りの道のりが一致したとき、ということだと気がつきます。

点Qにとっての「残りの道のり」は、逆方向に進んでいる点Pにとっては進んでいる道のりだから、これが一致するときがすれ違うときになります。
これをグラフで表すと、こんな感じになります↓


4回目の交点は
y=2X-12とy=-3X+24の交点となる。

これを解くとX=48/5となる。 すなわち9.6秒後となり、グラフから見てもそのあたりである。


「3x」の 3(毎秒3cmの3)をa(毎秒a cm)にして、x(経過時間)が7(秒)になるときのa(秒速)を出せばいいわけです。
したがってy=2x-12と y=-aX+24の交点のX座標が7秒となり
X=7を代入すると、14-12=-7a+24 ⇒ -7a=-22    a=22/7
となり22/7=3.14.。。。。cm/秒で点Qは進んでいることになる。


注意点
点Qは点Pと反対方向に進んでいるので点Qの速度は-aとなる。