2013年12月7日土曜日

代数の公開授業では「Hicalc HD」という電卓アプリを活用。関数計算、グラフ描画なども可能な同アプリを利用し、数式のグラフ化を通して1次関数の解説が行われていた。ホワイトボードには、アプリが写し出され、児馬格教諭は手書きで解説を追加。生徒は、iPadに数式を入力し、自らグラフを確認することで先生の解説内容を再確認するという作業を行っていた。

 今回公開された本科クラスの授業においては、期末試験の解説授業という位置づけにも関わらずインタラクティブな授業が多かったことが印象的だ。たとえば、藤田教諭の英語では、生徒それぞれが期末試験後間違えた問題を復習したことを前提とし、その上でなお解説が必要な問題点をiPadを活用してリアルタイムに把握し授業を進めていた。内田教諭の地理においても、事前に資料を生徒に送り、閲覧させることで授業の時間を短縮し、分析結果をiPadで共有するといったインタラクティブな内容だった。板書をノートに書き写すだけの作業とは異なり、iPadを活用したスピード感のある教員側の対応と、生徒を取り込むインタアクティブな授業がiPadを活用した授業の特徴だろう。

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